HOME » お仏壇の掃除をおすすめ

ご先祖様より受け継がれてきた大切なお仏壇をお掃除致します

お線香や蝋燭などでできたススや蝋の汚れを落としてお仏壇のツヤを出します。

お仏壇は家庭内で大切に扱われる神聖な場所ですが、日常の使用や経年劣化によってほこりや汚れ、線香、ローソクのススが蓄積されることがあります。お仏壇の掃除は、美しい姿を保ちながら心の清らかさをもたらすために重要です。

※ キズ、ヘコミ、ひび割れ、色あせ等は修復できません。

お仏壇のご掃除時期

  • 光沢がない
  • 金具類の錆
  • お仏壇のすす汚れ
  • 障子の破れ
  • 蝶番の錆壊れ

ご修復のタイミング

  • 家を新築される時
  • 安置場所を変える時
  • 法事・仏事がある時
  • お盆・お彼岸を迎える時
  • 新年を迎える時
  • 次世代に引継ぐ時
見積もり無料気軽にお電話でお問い合わせください。099-222-1200

お仏壇の掃除の重お仏壇の掃除の重要性

1.ご先祖様を敬う心

お仏壇の掃除は、信仰心や敬意を示す重要な行為です。清潔な環境は仏様や先祖に対する尊敬の表れとして捉えられます。

2.心身の安定

お仏壇をきれいに保つことは、心身の安定や平穏を保つのに役立ちます。清浄な環境は心を落ち着かせ、精神的な安定感をもたらします。

3. 感謝と供養の気持ち

掃除を通じて、お仏壇に供えるお供え物やお花をきれいに保つことは、感謝や供養の気持ちを表す手段ともなります。清潔な状態で供えることで、その気持ちがより純粋に伝わります。

お仏壇の掃除は、信仰や家庭内の清潔を保つだけでなく、心の安定や感謝の気持ちを表す大切な行為です。
定期的な掃除と丁寧な取り扱いを心がけて、お仏壇を清潔で美しい状態に保ちましょう。

唐木仏壇の掃除依頼について

 お客様からのご依頼が入りましたら、お預かり可能な日や見積金額、お掃除について、作業工程に約1カ月かかることなどをお話しいたします。お預かりの日にちが決まりましたら、お預かりの日までにお仏壇の引き出しなどにあるものを取り出してください。
お仏壇のお預かりするときの荷造り運搬等は当店が致します。

お掃除の流れ

  • まず最初に、汚れ具合や設置されている仏具等の配置を写真などで記録します。お客様と確認終了後に、仏壇の中にある仏具や飾りもの、お仏壇の部品類になる戸袋や高欄などをすべて取り外します。
  • そして、仏壇の戸袋や高欄などの部品類に関しては、仏壇を掃除する手順と同じように1つ1つ手仕上げでツヤが出るまで拭きあげていきます。
  • 部品類などをすべて取り外し終わりましたら、唐木仏壇にたまったほこりを毛払いなどや濡れていない布で取り除いていきます。ほこりが付いた状態で掃除専用の洗浄液を使うとむらのある仕上がりになるのでしっかりとすす払いをします。
  • すす払い後、仏壇用に使う専用の洗浄液で、線香やローソクのヤニ汚れなどを落としていきます。だだし、1度拭きあげただけでは簡単には汚れは落ちません。何度も拭いては洗い、拭いては洗い、手作業で何度も何度も拭きあげて落としていきます。天井部分の細かいところは、スプレーなどを使い、隅々まで汚れを落としていきます。最終的に、拭き上げる布に黒い汚れが付かなくなりましたら、ヤニ落としの作業はおしまいです。

    この作業は、先ほど仏壇から取り出した部品部分も同様に行います。小さな部分も細かく筆や綿棒のように細くした布を使ったりして慎重に汚れ落としをしていきます。

  • ヤニ落としが終わりましたら、扉の部分にはめ込んでいる格子と後ろ板を外していきます。外して汚れが残っている部分はヤニ落としの作業を再度行います。後ろ板の金紙は、汚れ落としではなく新しい金紙に張り替えます。格子の紗生地は、後ろ板の金紙と同様に新しい紗生地に張り替えを行います。張り替える前に格子の溝の汚れなどは筆などを使い、しっかりと落としていきます。格子は折れやすいため、慎重にかつ丁寧に作業を行います。
  • 汚れがすべて落ちましたら、ツヤ出しの作業となります。唐木仏壇専用の艶出し溶剤を使い、こちらも何度も何度も拭き上げていきます。艶出し作業も汚れ落としの作業と同様に、何度も溶剤を付けては拭き上げ、溶剤を付けては拭き上げての作業を繰り返します。こちらの溶剤は、少しでも拭き上げがしっかりできていない場合、ツヤにむらやべたつきなど汚れる原因となってしまいます。しっかり手で確認をしながら拭きあげていきます。
  • こちらの作業が終わりましたら、取り外していた後ろ板や格子などもすべて取り付けていきます。
  • 最後に、ほこりが付きにくくなるコーティング剤で、こちらも手作業で唐木仏壇を細かい部分まで丁寧に拭きあげていきます。この作業で、一通りの唐木仏壇の掃除作業は終了となります。
  • 汚れやムラがないか、光などを当てて確認作業を行います。
  • しっかりと仕上がっていた場合は、お客様にご連絡をして、設置の日にちをお決めします。再設置の日にちが決まりましたら、その日に向けて仏壇やお預かりした仏具などが汚れないように梱包作業を行います。

     設置の日、お仏壇を運び入れ、取り外していました部品部分や仏具等を前と同じように確認をしながら設置いたしていきます。お客様に仏具の配置等や唐木仏壇の仕上がりの確認等をしていただきます。これにて、すべての工程が完了となります。

    ※仏具に関しては、唐木の掃除とは別途料金がかかりますが、掃除の依頼や新しいものに変えることも可能です。仏具の掃除に関しては、

    すす落としを最初にします。すす落としの後、汚れ落とし専用の薬剤で拭きあげます。磨きの真鍮仏具は、専用の研磨剤入の磨き溶剤で拭き上げることでピカピカにお磨きすることができます。ただし色付真鍮仏具に関しては、磨くことができません。色付仏具に関しては、仏壇のお掃除をご依頼された方には、特別価格で購入も可能です。もちろん購入ではなく、ツヤだけでもという方には軽く掃除はできますので、ご相談していただければと思います。