過去帳について

2024/06/22

過去帳とは

過去帳とは、主に浄土真宗でお位牌代わりに使われています。過去の帳簿でご先祖様の記録になります。
浄土真宗では、ご逝去されるとすぐに仏様になるという教えで、供養するお位牌(依代)は不要といわれています。
そのため偲ぶための記録として過去帳があります。

浄土真宗でもお位牌を作れるの?

宗派の教えに関係なくお位牌には霊が宿るとされていることから、依代(よりしろ)の考えでご先祖様、ご逝去された方のお位牌を作られる方はいらっしゃいます。

過去帳には何を書くの?

過去帳には、お位牌と同じように法名、俗名、ご逝去された年月日と年齢を書きます。
・法名
法名とは、仏弟子(ぶつでし)となる仏様の世界での新しい名前としてつけられます。

・俗名
俗名とは、ご逝去された方がこの世で生きていた時の名前です。

・ご逝去された年月日
通常、白木位牌表に書かれているご逝去された年月日を書きます。和暦を使って、漢数字で書きます

・ご逝去された年齢
白木位牌裏に書かれているご逝去された年齢を書きます。
『享年』・・・享年は数え年であらわします
『行年』・・・この世で何歳まで修行したかを意味する満年齢です

過去帳の種類

過去帳の種類は、表紙が唐木板(紫檀・黒檀・胡桃)や黒塗板、金襴などいろいろあります。また、中の紙質は、上質と並質とあります。
過去帳の大きさについては、3寸、3.5寸、4寸、4.5寸と様々あり、過去帳の中に日付ありと無しがあります。
日付ありの過去帳には、ご逝去された日のページに書いてください。
日付無しの過去帳には、ご逝去された日が古い方から順番に書いてください。

お仏壇の久保仁では、文字入れも承っております。お気軽にご相談ください。

過去帳見台(過去帳を乗せる台)

見台は、過去帳を開いて見えるようにする台です。
見台は必要ですので過去帳とセットでご購入下さい。

過去帳を安置する場所

過去帳を安置する場所は、基本的には、お仏壇のご本尊様が掛けてある最上壇の次の壇の右(上座)に置きます。大黒柱がある方が上座になるところもあります。

過去帳はだれが書いてもいいの?

基本的には、ご先祖様の帳簿の記録なので、誰が書かれても大丈夫です。文字の綺麗な方が書かれています。

過去帳の表紙の書き方

『過去帳』『○○家』『○○家先祖代々』など書く場合がありますが、決まりはありません。

過去帳を書き損じたときは?

日付ありの場合は、書き損じたところに似たような紙を張り付けるか、新しく買って書き直します。

日付無しの場合は、書き損じたところを開かないようにのりでくっつけるか、似たような紙を張り付けるか、新しく買って書き直します。

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